フクモモさんの思い出アルバム No.0082|わらっていたのっ

フクモモさんの思い出アルバム
⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。

青い空の下、ほどよい風が枝葉をゆらし、陽に照らされたハトさんの羽がふわりと輝いた。

その写真を前に、たぎさんとひげちょうさんが、まるで昔のひそひそ話を思い出すように語りはじめた。


このハトさん…なんか笑ってるように見えるな。
まっすぐこっちを見てるのに、ひかりの加減で口元がゆるんでるみたいだ。

……やわらかい風……笑ってる風……。
あのとき、羽音もすこし明るかった……。

そういえば、フクモモさんが写真を撮るとき、
“ねえねえ、わらってるよ!”ってはしゃいでたっけ。
たぶんあれ、気のせいじゃなかったんだろうな。
鳥って案外、人の空気を読むんだよ。

……うん。ハトさん、ここちよかった……。
ぼく、そばで羽をふるわせてたら、やさしい目で見てくれた……。

へえ、ひげちょうさんにもそんな経験が?
あいつら、見た目より気さくなんだよな。
街でも森でも、わりと“自分の場所”をちゃんと見つけて生きてる。

……生きる場所……大事……。
なくなると、羽がしずんじゃう……。

そうだな…。
この写真の笑顔、今もどこかで続いてたらいい…そんな気がするよ。


笑うように見える命にも、それぞれの居場所があるんだよね。

「11年後のレッドリスト」も、その居場所を守るための小さな灯りになれたらいいな。

それじゃ、次の思い出の空へ。

羽ばたくみたいに…

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わらっていたのっ No.082 2009-10-06 12:28:09
⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。

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