ねえ、あなた。
フクモモ島って聞いたことあるかな?
そこは地図に描かれない場所で、
心の奥にひっそりと咲いている「やさしい世界」のかけらなんだ…。
ぼくが暮らしている大切な場所、ちょっとだけ案内してみるね。
フクモモ島のすがた
フクモモ島は、海のまんなかにふわりと浮かんでいる小さな楽園。
大きな木が一本あって、
その根っこは島じゅうに広がり、
森や泉や草原をやさしく抱きしめているんだ。
夕暮れになると空はオレンジと青のあいだの色に染まって、
島全体が「まだ名前のない色」に包まれるの…。
島で暮らす仲間たち
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- うたぎさん:クールで冷静。ときどきぼくの妄想にツッコミを入れてくれる相棒。
- ひげちょうさん:月色の羽をもつ蝶。羽音はほとんど聞こえないけど、そばにいるだけで心が落ち着く。
- どりとりさん:二羽でいつも空を飛んでる鳥。おしゃべり好きで、草原の噂をいっぱい持ってくる。
- フラワック姉妹:歌をうたう花たち。声を合わせると、迷いごともふわっと溶けてしまうんだ。
みんなそれぞれ役割を持っていて、島の調和を守っているんだよ。
島がもつ意味
フクモモ島は、現実と夢のあいだにある橋みたいな存在。
ここから見える景色や仲間たちの声を通して、
「いなくなりそうな命のこと」
「人と自然のつながり」…
そういう大事なことをあなたに伝えるのがぼくの役目なんだ。
島はね、“水槽”みたいでもあるんだよ。
水がにごれば魚は苦しくなるし、
温度が変わればバランスが崩れる…。
地球も同じで、小さな変化が命の行き先を変えてしまうんだ。
フクモモ島からの願い
フクモモ島は現実にはないけれど、「やさしい未来を願う心」があれば、
誰の胸の中にも生まれるんだと思う。
だから、あなたがもし島のことを思い浮かべてくれたら…
きっとフクモモ島は広がって、
もっと豊かに息づくんだろうね。
