フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0083|あそぶのっ

細い猫じゃらしが風に揺れ、草原全体がざわざわと笑っているようだった。その景色を写した一枚を前に、フクモモさんとフラワック姉妹が、あの朝を思い出すように語りはじめる。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0082|わらっていたのっ

青い空の下、ほどよい風が枝葉をゆらし、陽に照らされたハトさんの羽がふわりと輝いた。その写真を前に、たぎさんとひげちょうさんが、まるで昔のひそひそ話を思い出すように語りはじめた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0081|きれいだったのっ

木々のあいだから差しこむ細い光が、ひときわ静かな輪を照らしていた。そこには、朝露をまとって輝く蜘蛛の巣。ふれると消えてしまいそうなほど繊細なのに、どこか強さを秘めた小さな宇宙だった。その前で、フクモモさんとどりとりさんが、昔の記憶をそっと撫でるように語り始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0080|あつめていたのっ

まぶしい黄色のひまわりが、午後の光をいっぱいに浴びていた。花の中心では、一匹のミツバチさんが夢中になって蜜を集めていて、そのそばで、フクモモさんとうたぎさんが、懐かしい写真を前に、小さく息を弾ませながら語り始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0079|なにがあるのっ?

夕方の光が、細い川の表面を銀色に撫でていた。水音はやわらかく、まるで小さな鈴が転がっていくみたいに響いている。その流れのそばで、フクモモさんとひげちょうさんが、昔の一枚を覗き込みながら、そっとおしゃべりを始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0078|おひるねなのっ

むらさき色の小さな花が、昼下がりの光にふるえていた。その花びらの上には、かつて旅の途中で撮られた“ぼく”の姿がそっと眠っている。二人は、この古い一枚を見ながらおしゃべりを始めたようだ。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0077|すいてきたのっ

月の光が、しずかにフクモモ島の海面をなでていた。ぼくは、その景色の端でふわりと耳を澄ます。どうやら、あの頃の写真をひらいた仲間がいるみたい…。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0076|のんびりしていたのっ

潮の香りが残る午後の岩場。古い写真立ての中で、光を浴びるかにさんが小さく笑っていた。タイトルは「のんびりしていたのっ No.076」。太陽のぬくもりの下、フクモモさんとうたぎさんが写真を見つめていた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0075|つんであったのっ

淡い朝の光が差し込む部屋。棚の上に古い写真が立てかけられていた。「つんであったのっ No.075」――2009年10月3日、ぼくと製作者さんが旅の途中で撮った一枚。そこには、小さな本や箱が積み上がり、静かな時間が流れている。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0074|おいしそうなのっ

陽だまりの中、草の間からのぞく茶色い光。それはまるで宝石のように、つやつやと輝いていた。