⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
午後の森は、しずかな甘いにおいに包まれていた。
木の枝からぶら下がる小さな実が、ひかりを受けてつやつやと光っている。
フクモモさんとうたぎさんが、その下で顔を見合わせていた。

うたぎさん、見て! この木の実、すっごくおいしそうじゃない?
ほら、丸くて、ぷっくりしてるのっ。

おいしそうに見えるけど……
たぶん、食べちゃだめなやつだと思うぞ。

え〜っ、そうなの? こんなにかわいいのに?
きっと中はあま〜い夢の味だよ。

おまえ、すぐ夢の味とか言うなよ。
自然の世界は“かわいい顔してズルい”こともあるんだ。

うーん、じゃあ見るだけにしとこうかな。
でも、森のみんなはこの実をどうしてるんだろう?

鳥たちは上手に中の種だけ取って、土に落としていくんだ。
そうして次の森が育つ。命のリレーだな。

あぁ…“食べる”ってことも、“つなぐ”ことなんだね。
なんだか少し感動しちゃった。

そうだろ。
生きるって、そういうバランスの上にあるんだ。

“11年後のレッドリスト”も、そんな小さなバランスを見つめてるんだよ。
見えないつながりを、ちゃんと残していきたいな。
風がそよいで、木の実がひとつだけ、ぽとりと落ちた。
それはまるで「その願い、聞こえたよ」と答えたようだった。
次に見つける森の実は、どんな秘密をかくしているかな。

11年後のレッドリスト|イトマキエイ:広がったのに、逃げ場はなかった【IUCNレッドリスト比較】
今回は、イトマキエイ(学名:Mobula mobular)の「商売が先、科学が後」という少し切ない話です。2014年の図鑑では、混獲が多いことと、繁殖力が低いことが心配されていて、評価は「EN:危機」でした。ところが最新のレッドリストでは、...

⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



コメント