⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
むらさき色の小さな花が、昼下がりの光にふるえていた。
その花びらの上には、かつて旅の途中で撮られた“ぼく”の姿がそっと眠っている。
二人は、この古い一枚を見ながらおしゃべりを始めたようだ。

わあ、この写真、ひさしぶりだねえ。
ほら見て、フクモモさん、花びらの上で気持ちよさそうに寝てるよ。
あの頃の風は、甘い砂糖の匂いがしてたって噂もあるんだよ?

砂糖の匂いはしなかったと思うけど…まあ、花の蜜の香りはしてたかもしれないな。
にしても、お前はよくしゃべるよな。

だってさ、この光の感じ、まるで“むらさき色の雲のベッド”みたいじゃない?
フクモモさん、きっと空を飛んでるつもりでおひるねしてたんだよ〜。

飛んでるつもりっていうのは…まあ、あいつならありえるか。
でも、この写真は2009年のやつだろ? 製作者さんの“旅する箱”の途中で撮ったやつ。
揺れる道の先に、こんな静かな花畑があったなんて…不思議だな。

うたぎさんって、ときどき詩人みたいだよねえ。

詩人じゃない。
ただ…こういう瞬間が残ってるのは、ちょっといいと思っただけだ。
小さな命の記録を振り返ることは、「11年後のレッドリスト」につながるかもしれないね。
未来の水槽を少しでも透明にできたらいいな。
それでは、風の流れのままに…

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⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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