フクモモさんの思い出アルバム No.0007|ないたのっ

フクモモさんの思い出アルバム
⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。

夏の午後、木の幹にしがみつくセミの声が、写真の中から今も聞こえてくるようだった。

「ないたのっ」と名づけられた2009年の記録。

その一瞬に、ふたりの仲間が思い出を重ねていく…。


この日はね、セミさんたちのファイナルコンサートに参加したんだよ。
みーん、みーんって、力いっぱい歌ってて…胸がいっぱいになったんだ。

あら、コンサートだなんて素敵ね。
わたしたちの歌とも、きっと響き合ってたんじゃないかしら。
セミさんの声は夏の合唱隊、花の歌は風のハーモニー…そう思うと舞台は同じね。

ほんとだね!どこにいても、みんな一生懸命に声を出してる。
それを聞いてると…小さな命が光ってるのを感じるんだ。

そうね。
短い時間でも全力で生きてる姿って、誰かの心を揺らすのよ。
あなたが今でも覚えてるようにね。

うん…ぼくも忘れないよ。
あなたといっしょにまた聴けたらいいな。


語り手はそっと微笑む。夏の声はすぐに消えるけれど、心の奥ではずっと響き続けているのかもしれない。

今は「11年後のレッドリスト」と共に、命の歌を未来へと伝えていく時間なんだ。

次のページにも、きっと別の調べが待っているだろう…。

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ないたのっ No.007 2009-08-29 15:34:26
⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。

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