⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
——午後の森に、光がきらきらと差し込んでいた。
花びらの間を抜ける風が、甘い香りを運んでくる。
フクモモさんとうたぎさんは、色とりどりの花の前で足を止めた。

うたぎさん、見て!
あの緑のむしさん、すごくきれい!
まるで宝石が動いてるみたい!

ほんとだな。
光の角度で色が変わって見える。
自然の色って、やっぱりすごい。

むしさん、夢中で蜜を吸ってるね。
こんなに小さな体なのに、すごい集中力だよ。
ぼくなんてすぐ気が散っちゃうのに。

ふふ、フクモモさんは好奇心のかたまりだからな。
でも、この虫もきっと、花に呼ばれてるんだろうな。

呼ばれてる? あっ、そうか。
花が“ここにおいで”って、香りで話しかけてるのかも。

そう。花は蜜をあげて、虫は花粉を運ぶ。
小さな約束の世界だ。
どちらも生きるために、ちゃんと助け合ってるんだ。

わぁ…なんだか“ありがとう”が交わされてるみたい。
“11年後のレッドリスト”も、そんな“ありがとうの記録”であってほしいな。
生きものたちのやりとりを、ちゃんと残せたらいいな。
緑の虫さんが、最後のひと口を吸って羽をひらいた。
光をまとったその背中は、まるで森そのものの心臓のように輝いていた。
次の風の先でも、きっと別の“ありがとう”が生まれているね。

11年後のレッドリスト|ハーレクイーンアデガエル:焼け跡に、名前だけ残る【IUCNレッドリスト比較】
今回は、ハーレクイーンアデガエル(学名:Mantella cowanii)が、「8年で80%」も減っている可能性がある、って話です。2014年の図鑑では、ペット目的の国際取引のために大量に捕獲されていたことなどが理由で、評価は「CR:深刻な...

⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



コメント