⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
少し冷たい風が、色づいた葉のすきまを通りぬけていく。
その奥には、丸くてつやつやの柿がぽってりと実り、まるで木そのものが深呼吸しているみたいに見えた。
その写真を前に、フクモモさんとどりとりさんが、秋のひそひそ話みたいに語りはじめた。

ねえどりとりさん、この柿ね…あの日すごく すごく すごくみのってたんだよ。
枝が“お、おもたいよ〜”って言ってるみたいでさ。
ぼく、ぽんって落ちてこないかドキドキしちゃったんだ。

うんうん、柿ってね、鳥たちの間でも人気なんだよ!
熟すと甘い香りが空にのってね、“秋のごちそうだ〜!”って、みんなで取り合いになるんだから。
でもこんなにたくさん実ってるのは、木が元気な証拠なんだよ〜。

元気な証拠かあ…。
葉っぱの厚みもすごいし、なんだか木のほうがぼくたちより大人に見えるんだよね。
ちゃんと季節を感じて、太陽のひかりをためて…
そして“今だよ”っていうときに、こうやって実をつけるんだなあ。

そうそう! 木ってね、ぼくらよりずっと季節にくわしいんだよ。
風の向きや雨の量をちゃあんと覚えてるんだって。
だから実りのときは、ぜったい外さない…っていううわさもあるんだ〜。

うわあ…それ、ちょっとロマンチックだね。
この柿も、今年だけのひとつの物語なんだなあ…なんて思うと、もっと大事に見たくなるよ。
実りの木のように、命の巡りを守ることができたらいいね。
「11年後のレッドリスト」も、そんな巡りを見つめるための小さな地図になれたらいいな。
それじゃ、次の季節のページへ。葉っぱをそっとめくるみたいに…

11年後のレッドリスト|バレトウショウブ:生き残りの場所が、先に奪われる【IUCNレッドリスト比較】
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⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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