⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
——夕暮れの光がやわらかく差しこむ庭。
赤いつぼみが、まだ少し恥ずかしそうにうつむいている。
そのそばで、フクモモさんとうたぎさんが顔を寄せ合っていた。

ねぇねぇ、うたぎさんっ!
このつぼみ、きのうよりもふくらんでるのっ!

ほんとだ。
もう少しで咲きそうだな。
花って、ゆっくり準備してるんだよ。
きっと心のなかで、“そろそろだよ”って声をかけあってるんだ。

わぁ〜、お花さんたち、ちゃんとチームなんだね!
ひとつの花だけが急いでも、まだ風さんや太陽さんの順番があるのかな?

そうそう。
みんなのタイミングがそろうときが“咲くとき”なんだ。

すてきなのっ……ぼくも、いつかそんなタイミングを見つけたいな。
なにかを“はじめる”ときの。

きっと見つかるよ。
焦らず、ちゃんと自分の季節を信じていれば。

うんっ!
……“11年後のレッドリスト”も、いまはまだつぼみのページだけど、きっといつか、きれいに咲くんだよね?

あぁ。
守る人たちの想いが、花びらになる日を信じていよう。
風がひとひら、花のまわりをくるりとまわっていった。
つぼみがかすかに揺れて、まるで微笑んでいるようだった。
次に咲く花は、どんな色だろう。

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⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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