⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
——空はまだ朝の白さを残していて、雲がゆっくりとかたちを変えていた。
その静けさの中、突然「ゴォォォォッ」と音がして、フクモモさんはびっくりして目をまんまるにした。

うたぎさんっ!
いま、くもがわれたのっ!
おっきなハネのついた…なにかが飛んでたのっ!

あぁ、あれは“ひこうき”っていうんだ。
人が中に入って、空をわたっていくんだよ。

ひとが?
あんな高いとこまで!?
すごくすごくすごく、こわくないのっ?

きっと、こわいより“見てみたい”って気持ちのほうが大きいんだろうね。
雲の上の景色を。

……うん。ぼくも、ちょっとだけ見てみたいかも。
くもって、上から見たらどう見えるんだろう?

まるで綿あめの海だよ。
陽の光があたると、金色に光ってね。

わぁ〜……!
じゃあいつか、ぼくも自分のハネでそこまでいってみるのっ!

きっと行けるさ。
君の心の風が吹けばね。

“11年後のレッドリスト”も、そんな風に空から見てみたいのっ。
どこに希望が咲いてるか、わかるように。
雲の切れ間から、もう一度光がのぞいた。
空を渡る飛行機は、まるで約束の線をひくように遠ざかっていった。
次の風の向こうには、どんな景色が待っているのだろう。

11年後のレッドリスト|ニセムシトリゴケ:誰も書き足さない赤が、ずっと残る【IUCNレッドリスト比較】
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⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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