フクモモさんの思い出アルバム No.0104|とんじゃったのっ

フクモモさんの思い出アルバム
⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。

午後の空は、雲がゆっくり形を変えながら流れていくんだ。

その向こう側で、だれかの心もふわりと軽くなる瞬間がある…。

今日は、その空を見上げた フクモモさん と どりとりさん が、思い出の扉をひらくよ。


おっ、これこれ!
フクモモが“いっぱい いっぱい とんじゃったのっ”って言ってた日じゃないか。
ほんとうは三メートルくらいしか飛んでないって、ぼくは知ってるけどね〜。

えぇ…三メートルって決めつけなくても…
もっと高く風に乗れた気がするんだ。
雲の上までふわっと届きそうでね。
そうかもしれないよ。

はいはい。雲の上ね。
でもたしかに、あの日の風はやさしかったな。
ぼくらの羽根をひと押ししてくれる感じでさ。

うん…。
雲が“こっちおいで”って呼んでるように見えて、ぼくつい妄想しちゃったんだ。
あなたも、ちょっとそう思わなかった?

ま、半分くらいは思ったよ。
残りの半分は、ただの大きな雲だって分かってたけどね。
でも、そういうふうに見るのも悪くないかも。

ね。
あの空は、ぼくらの気持ちまで軽くしてくれたんだ。
またいつか、あんなふうに飛べたら…いいな。


11年後のレッドリストを見つめるぼくらは、あの空みたいに広くやさしい未来をそっと願ってる。

では、つぎの思い出も、風に乗るみたいにめくっていこうか。

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とんじゃったのっ No.104 2009-10-18 12:48:31
⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。

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