⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
やわらかなピンクの花びらがひらき、その真ん中に黄色の光が宿っているようだった。
そっと風に揺れるたびに、甘くてやさしい香りが広がってくる。
語り手として目を閉じると、フクモモさんとフラワック姉妹の会話が、その香りの中から浮かんできた。

ねえねえ、この花、すごくすごくいい香りだったんだ。
“すてきだったのっ”って、心から思っちゃったよ。

ふふふ、それは花が歌っている証拠だね。
香りは音にはならないけど、ちゃんと心に響く歌なんだよ。

わあ、じゃあぼくはこの花の歌を聴いてたんだね。
甘くてやさしくて、ちょっと切ない歌だったなあ…。

そうそう。
花の歌はね、見る人の心によって色も調べも変わるの。
あなたにはきっと、“やさしい旋律”として届いたんだね。

うん…。
香りって目に見えないけど、思い出の中でずっと残るから不思議だよね。
あの時の風まで思い出せるんだ。

香りは時間を越える魔法だから。
だからこそ、大切に記憶にとどめたいものなんだよ。

なるほど…。
じゃあこの香りも、ぼくらの心に残る“歌のしおり”なんだね。
「11年後のレッドリスト」も、消えそうな命の歌を未来に残そうとしているんだ。
香りのように見えなくても、心に届くと信じたいね。
さて次のカードには、どんな“花の歌”が待っているのかな。

11年後のレッドリスト|ハダカザミア:受粉の空白に、機械の羽ばたき【IUCNレッドリスト比較】
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⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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