⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
黄色い花がふわっと広がって、まるで太陽のかけらが草むらに落ちたみたいだった。
その上に、小さなハチの仲間のような虫がちょこんと止まり、細い口をそっと花に近づけている…。
この写真を前に、フクモモさんとどりとりさんが、ひそひそと楽しそうに思い出を語りはじめた。

ねえどりとりさん、この子…みつを吸ってるのかな? それとも、花の粉を食べてるのかな?
あのときぼく、すごく すごく すごく気になってね…花の影に隠れながらじーっと見てたんだ。

ああ〜この子はね、ぼくら鳥の世界では“花の番人”って呼ばれてるんだよ!
…って、半分はぼくの勝手な呼び名なんだけどね。
ほんとうはハチの仲間みたいに蜜を吸ったり、花粉をちょんちょん運んだりしてるの。

へええ…花の番人。なんだかかっこいいなあ。
たしかに、花の上でちょっと偉そうに立ってた気がするんだよね。
でも、花が揺れるたびにバランス取ってて、かわいかった…。

そうそう! あの子たち、風に合わせて羽を小さくふるわせるんだよ。
あれ、ぼくらの間では“ゆらゆらの術”って呼んでてね〜。
…まあ、これも半分ぼくの作り話だけどさ。

ふふ、どりとりさんの“半分ほんと・半分うそばなし”好きだよ。
でもね、この写真を見ると、ほんとうに花と虫のあいだにちっちゃい会話があったんじゃないかって思えちゃうんだ。
“きょうも来たね”とかさ…そんなやさしいやりとりが。
こういう小さな働き者たちも、世界の“水槽”をそっと支えているんだよね。
「11年後のレッドリスト」も、その存在に気づくための静かな灯りになれたらいいな。
それじゃ、次のページへ。花びらの影をめくるみたいに…

11年後のレッドリスト|ノトツガ:危機の札が先に揺れ、森があとから沈む【IUCNレッドリスト比較】
ノトツガ(Nothotsuga longibracteata)は、2014年、図鑑に【EN:危機】として分類されていました。2013年、IUCNレッドリストで、【NT:準絶滅危惧】と評価されました。つまり、2013年から、ノトツガは「危機の...

⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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