フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0087|みのっていたのっ

少し冷たい風が、色づいた葉のすきまを通りぬけていく。その奥には、丸くてつやつやの柿がぽってりと実り、まるで木そのものが深呼吸しているみたいに見えた。その写真を前に、フクモモさんとどりとりさんが、秋のひそひそ話みたいに語りはじめた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0086|わからないのっ

夕方の光が低くなって、細い草のあいだからオレンジ色がにじんでいた。どこかで小さく葉がこすれる音がして、その奥にひっそりとバッタさんの姿が見え隠れしている…。その一枚を前に、フクモモさんとうたぎさんが、草むらに耳をすますみたいに語りはじめた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0085|きになったのっ

黄色い花がふわっと広がって、まるで太陽のかけらが草むらに落ちたみたいだった。その上に、小さなハチの仲間のような虫がちょこんと止まり、細い口をそっと花に近づけている…。この写真を前に、フクモモさんとどりとりさんが、ひそひそと楽しそうに思い出を語りはじめた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0084|すっていたのっ

陽に透けた草の色が、やわらかい緑の海みたいに広がっていた。その真ん中で、黄色い花にそっと寄り添うように、黄色いチョウが蜜を吸っている…。そんな一枚を前に、フクモモさんとひげちょうさんが、ひそやかに昔を思い返すように話し始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0083|あそぶのっ

細い猫じゃらしが風に揺れ、草原全体がざわざわと笑っているようだった。その景色を写した一枚を前に、フクモモさんとフラワック姉妹が、あの朝を思い出すように語りはじめる。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0082|わらっていたのっ

青い空の下、ほどよい風が枝葉をゆらし、陽に照らされたハトさんの羽がふわりと輝いた。その写真を前に、たぎさんとひげちょうさんが、まるで昔のひそひそ話を思い出すように語りはじめた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0081|きれいだったのっ

木々のあいだから差しこむ細い光が、ひときわ静かな輪を照らしていた。そこには、朝露をまとって輝く蜘蛛の巣。ふれると消えてしまいそうなほど繊細なのに、どこか強さを秘めた小さな宇宙だった。その前で、フクモモさんとどりとりさんが、昔の記憶をそっと撫でるように語り始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0080|あつめていたのっ

まぶしい黄色のひまわりが、午後の光をいっぱいに浴びていた。花の中心では、一匹のミツバチさんが夢中になって蜜を集めていて、そのそばで、フクモモさんとうたぎさんが、懐かしい写真を前に、小さく息を弾ませながら語り始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0079|なにがあるのっ?

夕方の光が、細い川の表面を銀色に撫でていた。水音はやわらかく、まるで小さな鈴が転がっていくみたいに響いている。その流れのそばで、フクモモさんとひげちょうさんが、昔の一枚を覗き込みながら、そっとおしゃべりを始めた。
フクモモさんの思い出アルバム

フクモモさんの思い出アルバム No.0078|おひるねなのっ

むらさき色の小さな花が、昼下がりの光にふるえていた。その花びらの上には、かつて旅の途中で撮られた“ぼく”の姿がそっと眠っている。二人は、この古い一枚を見ながらおしゃべりを始めたようだ。