フクモモさんの思い出アルバム No.0083|あそぶのっ

フクモモさんの思い出アルバム
⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。

細い猫じゃらしが風に揺れ、草原全体がざわざわと笑っているようだった。

その景色を写した一枚を前に、フクモモさんとフラワック姉妹が、あの朝を思い出すように語りはじめる。


この写真ね、ぼくとうたぎさんが“猫じゃらしの森”って呼んでた場所なんだ。
風が通るたびにね、猫じゃらしたちが“こっちおいで〜”って手をふってるみたいでさ…。
ぼくら、そこでいっぱい いっぱい あそんだんだよ。

ふふっ、聞こえるよ〜その音。
ほら、“しゃららら〜”って、草が歌ってるみたいじゃない?
猫じゃらしってね、光の角度で声がかわるの。
朝は優しくて、お昼はちょっとはしゃぎ気味になるんだよ。

へえ…そんなふうに感じたことなかったなあ。
でもたしかに、朝の音はふわふわしてた…。
うたぎさんが猫じゃらしをつつくたびに、ぽんぽん跳ねてね。
ぼくもつられて笑っちゃって…なんだか、あの時のぼく、風そのものだったかもしれないな。

風のぼく…いいねぇ。
そうやって遊べる場所があるのって、すごくしあわせなことだよ。
猫じゃらしもきっと、ふたりが来ると知ってワクワクしてたんじゃないかな?

そうかもしれないね…。
またこんな草原に出会えたらいいなって、いまも願っちゃうんだ。


こういう小さな草の森も、生きものたちの居場所につながっているんだよね。

「11年後のレッドリスト」も、その居場所を守るための地図になれたらいいな。

それじゃ、風の続きへ歩くみたいに…

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あそぶのっ No.083 2009-10-07 07:39:23
⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。

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