⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
白い波が突然立ち上がって、光を散らした。
岩の上では、フクモモさんとうたぎさんが、しぶきを浴びて目を丸くしていた。
風が笑うみたいに、潮の粒が空に舞い上がる。

うわぁっ!みっ!? い、いま海が飛んできたっ!

飛んできたのは海じゃなくて波だよ。
おまえ、ほんとに間一髪だったな。

びっくりしたぁ〜。
でもきれいだったね。
しぶきの中に虹がかかってたの、見た?

ああ、見た。
あの一瞬、世界がぜんぶ光になったみたいだった。

ねぇ、波って怒ってるのかな?
それとも、あそんでくれたのかな?

さぁな。
けど、おまえが“みっ!?”って叫んだとき、波が笑った気がしたよ。

えへへ、そうだったらいいな。
…海も生きてるって思うと、ちょっと仲良くなれた気がする。
だからね、“11年後のレッドリスト”でも、こういう“生きてる瞬間”を残していきたいんだ。
波の声も、命の声も、同じように。
潮風がふたりの髪と耳をくすぐった。
笑い声としぶきが混ざりあって、午後の海はますます輝きを増していく。
さて次は、どんな“びっくり”が待っているかな。

11年後のレッドリスト|パタゴニアオポッサム:風に削られた、最後の居場所【IUCNレッドリスト比較】
今回は、パタゴニアオポッサム(学名:Lestodelphys halli)が教えてくれた、「生息域の限界点」の話です。気候変動による乾燥化などに悩まされているパタゴニアで暮らすこのオポッサムは、2014年の図鑑では「LC:低懸念」。そして最...

⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



コメント