⬆︎のアイキャッチは、DALL·E(ダリ)で元画像を補正し解像度を上げています。
元画像は、物語の最後で紹介させていただきます。
——秋の空はすこし白くにじみ、風の音がやさしく木の枝をゆらしていた。
見上げると、大きなさやがぶら下がっている。
まるで空からぶら下がる“緑の船”みたいだった。

うたぎさんっ!
見て見て!
あんなに大きなおまめ、はじめて見たのっ!

ほんとだ。
まるで風のブランコだなぁ。
あの中に、小さな命がぎゅっとつまってるんだよ。

おまめさんの中に?
ちっちゃいのに、命が入ってるのっ?

そう。
あの豆が地面に落ちて、雨を飲んで、太陽のぬくもりを感じると
――新しい芽が出てくるんだ。

わぁ…!
おまめさんって、すごいのっ。
なんか、夢がぎゅうぎゅうに詰まってるみたい!

そうかもしれないね。
ぼくたちも“何かを育てる種”を心の中に持ってるのかもよ。

うんっ、ぼくは“わくわくの種”を育てるのっ!
いつか森じゅうに笑顔が咲くくらい!

いいねぇ。
それがきっと“11年後のレッドリスト”にもつながるんだろうな。
絶やさないように、守る心の種をまくんだ。
枝の先で、大きなさやが風に揺れた。
その音は、未来へとひらく“かすかな約束”のように聞こえた。
次の森では、どんな実が見つかるだろう。

11年後のレッドリスト|ノトツガ:危機の札が先に揺れ、森があとから沈む【IUCNレッドリスト比較】
ノトツガ(Nothotsuga longibracteata)は、2014年、図鑑に【EN:危機】として分類されていました。2013年、IUCNレッドリストで、【NT:準絶滅危惧】と評価されました。つまり、2013年から、ノトツガは「危機の...

⬆︎の画像は当時の写真を「そのまま」使用しています。
画像の中のURLは、現在「https://ameblo.jp/fukumomo3/」に変更されています。



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